静岡一の癒し酒喜久酔≠ェ生まれる蔵、青島酒造。
今回は久保山酒店のスタッフ全員で行って参りました。


↑横から見た青島酒造。こちらで造りを行い、通りを挟んだ向かい側に倉庫があります。

3月中旬に訪れた小春日和。

久保山酒店がある静岡市清水から、西へ1時間程車を走らせ、青島酒造のある藤枝市へ。大型トラックが絶え間なく走る国道から一本路地へ入ると、静かに蔵の姿が現れました。

地元の蔵とは言え、恥ずかしながらスタッフ全員初めての訪問・・・。

にもかかわらず、青島専務のお母様に素敵な笑顔で迎えていただきました。

後から出迎えていただいた青島専務に案内され、いざ蔵見学へ。


↑地下60mから汲み上げている南アルプスの伏流水。柔らかい水質が喜久酔らしさを引き出してくれます。

喜久酔を醸す蔵人は、現在専務以下5名だそうです。平均年齢29.5歳!!(本当)

どこの酒蔵もなかなか若い造り手を育てるのに苦労されている中、青島酒造は無事に世代交代を迎えた様子です。

やはり良い酒を醸すには、良い造り手に恵まれてナンボですから。

蔵人も酒蔵の宝ですが、蔵の水も天からの授かりもの。
喜久酔を柔らかくしなやかな味わいにするのは、やはり水も重要な要素です。

蔵内にある井戸水は豊富な水量を保ち続け、蔵の宝として大切にされています。
洗米からタンク洗いまで、全てこの水で行われています。

試飲もしました。
「あーそうそう、喜久酔の舌触りってこんな感じだ〜」
どんな感じ?→柔らかくて口の中で溶けていくような感じデス。


↑釜(手前)に湯を張り、上に銀色の甑(奥)を乗せ、蒸気を下から送りこみます。

洗米は、水が透明になるまで丁寧に手洗いされます。
これは普通酒から純米大吟醸に至るまで同じ。

均等に蒸しあがるように、米の状態に合わせて水を含ませた後、
左の蒸し器で米を蒸します。

蒸しあがった米は一旦温度を下げた後、麹米や掛米へと使われていきます。


↑麹室の入口。中は右の写真→

「洗米と麹作りは、酒造りにおいて唯一人の手が米に触れる瞬間です。だから絶対に機械化しないんです。我が子同然ですから。これがうちの手作り≠ノおけるこだわりです。」

力強く語ってくれた青島専務。

信念を持って酒造りに携わる蔵元の自信が、蔵の空気を通して伝わってきました。


↑もう製麹は終わっているので片付けられていますが、ここで種掛けを行い麹を作ります。
↑「コポコポ、コポコポ・・・」
もろみの静かな声を聞く当店のスタッフです。

酒母と掛米と水が合わさり粥状になったもろみは、微妙な温度管理のもと発酵し、酒のベースができて行きます。

喜久酔のもろみは真っ白!!
丁寧に洗米を行っているからでしょうか、雪のようでした

もう搾りが間際ということもあり、泡立ちは控え目。


↑もろみと話す青島専務。
「もう自分の子供とおんなじですよ」
ホント、お父さんの顔でした。

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